サイバーエージェント元社長の藤田さんが社長ブログを書いていたのを知り、
「それなら自分もやってみよう」と思い、今日から書いてみることにしました。
文字にすると、自分の頭の整理にもつながりますよね。
さて、株式会社もしも防災として開業して9カ月がたちました。
元消防士として独立した当初、
正直に言うと、少しだけ自信がありました。
「現場もそれなりに見てきたし、
勉強もやったつもり。法律も一応わかる。
たぶん、何とかなるだろう」と。
……甘かったですね。
一番ギャップを感じたのは、一人で判断する責任の重さでした。
消防にいた頃は、教育体制がしっかりしており、
この場合はこの活動基準、このケースはこのプロトコル、
といったように、事前に多くのことが準備されていました。
(準備不足でやらかしたことが、なかったとは言いませんが……)
また、チームで仕事をしているため、
個人では対応できないことが起きても、
チーム力でカバーできるという、何とも頼もしい強みがありました。
ところが、一人社長として仕事を始めてみると、
前に書いたようなことが、ほぼ通用しませんでした。
・こんなとき、どうすればいいのか
・もっと効率の良い方法があるはず
・依頼者の予算も考えないといけない
・工期を間に合わせるには、人手が必要だ
なるほど、これはこれで現場の火事だな、と。
最初は少し戸惑いました。
「このままじゃ危ないのでは?」
「いや、でも現実もあるよな……」
9カ月たった今、思うのは、
防災は正論一本勝負では進まない、ということです。
相手の事情を聞きながら、
「じゃあ、ここだけ先にやりましょうか」
「この件については、一緒に対応策を考えましょう」
そんな会話の方が、
結果的に安全につながることが多いと感じています。
消防にいた頃は
「指摘する側」でしたが、
今は「隣で一緒に考える係」になった気がします。
ちなみに、
社長は誰も叱ってくれる人がいないので、よっぽど強い自制心を持つ必要があります。(これが意外と大変です)
明日も現場です。
また、更新します。

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