今日は共同住宅の消防用設備点検について書こうと準備していましたが、まさに今日現場調査に行った物件が2000㎡を超えるような割と大きい共同住宅でした。
1階の一部を飲食店として開業するにあたって消防へ協議に行ったら、消防用設備点検未実施を指摘されたようで、ご相談を受けました。
どうやら新築から約30年一度も点検されていなくて、受信機の電源もOFFの状態(^^;
いやー、これはよくない状況ですね。。。
書きたいことは山ほどありますが、話しを元に戻します。
アパートやマンションにお住いの方なら一度は消防点検の経験があるかと思います。(経験のない方は自身の安全のためにも管理会社ご相談くださいませ…)
毎月ちゃんと共益費は徴収されているのに。なぜ!?
共同住宅に設置されている消防用設備は割とシンプルなものが多いので、仕事の難易度は低いのですが、なにせ入居者さんとの調整が大変なんです。(管理組合さんが機能している物件は除く)
絶対連絡取れない人、毎日早朝から深夜まで不在の人、絶対家に入れたくない人などなど。
今の時代、人も働き方も様々(在宅ワークも増えまし)なので、入居者さんのことをとやかく言えませんが、共同住宅の点検が割に合わないからと撤退する業者さんも増えています。それくらい大変ってことですね。
基本的に土日が点検になることも大きな理由ですね。
例えば、弊社の場合は2週間前には点検日時を通知(難しい方は別日で調整します)しますが、その日に再訪問を繰り返しても点検率が70%だったとしましょう。(もっと点検率が低い所もありますw)
依頼者としては、「え、7割しか点検できてないの」となりますよね。消防からも「全室点検するように」とオシカリを受けたりするわけです。
その板挟みに合うのが、我々防災屋。
連絡調整に関しては、管理会社さんにも助けてもらうわけですが、結局は入居者さんに協力してるかどうか次第です。
というわけで、何かいい解決策はないかと模索を続けています。と言っても、できることは限られていますが。
事前の通知文はこんな感じです。
平素より建物の維持管理にご理解ご協力を賜り、誠にありがとうございます。
消防法第17条に基づき、消防用設備の定期点検を実施いたします。
本点検では、各住戸へ入室し火災報知設備の他、〇〇、〇〇の確認を行います。お忙しいところ恐縮ではございますが、安全確保のための重要な点検ですので、
何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。
今までは当たり障りのない内容でしたが、以下の文言を追加してみようかと考えています。
平素より建物の維持管理にご理解ご協力を賜り、誠にありがとうございます。
消防法第17条に基づき、消防用設備等の定期点検を実施いたします。
本点検では、各住戸へ入室し火災報知設備の他、〇〇、〇〇の確認を行います。お忙しいところ恐縮ではございますが、安全確保のための重要な点検ですので、
何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。本点検は消防法に基づく義務であり、未実施の場合は建物全体の安全管理に支障をきたします。やむを得ず当日ご不在の場合は、事前に管理会社または弊社までご連絡ください。
正当な理由なく点検にご協力いただけない場合(当日不在・ご連絡が取れない場合を含みます)再点検に要する費用をご負担いただくことがございます。あらかじめご了承ください。
これで試してみたいと思っています。
脅しているわけではなくて、不在や連絡が付かない場合、何度もその物件を訪問することになりますし、もしも設備不具合が放置されていたら本末転倒の状況になります。このような誰も得をしない状況を打破したいという思いからです。

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